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40代で転職を成功させるための職務経歴書の正しい書き方

※本記事は動画内容をテキスト化・編集したものです。出演者の所属部署、役職等は動画収録時点の情報であり、現在とは異なる場合がありますのでご了承ください。

転職市場では、かつて「35歳限界説」と呼ばれる言葉がありました。ところが現在では、40代での転職はむしろ一般的になり、キャリアの再構築を目指す人も増えています。
一方で、20代や30代の転職活動と比べると、40代ならではの求められるポイントや注意点があるのも事実です。

特に大きな課題となるのが「職務経歴書」。20代で一度転職してから10年以上経過している方にとっては、「何をどうアピールすべきか」「今の自分の強みをどう整理すべきか」で悩むケースが少なくありません。

そこで今回は、数多くの40代転職を成功に導いてきたLHH転職エージェントの溝邉さんに、40代での転職を成功させるための「職務経歴書の正しい書き方」について伺いました。インタビュアーは同じくLHH転職エージェントの枝川さんです。

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この方にお話しを伺いました
溝邉 圭介
LHH転職エージェント コンサルタント
Senior Consultant, Principal BD
2001年にアデコ株式会社へ入社。外資金融部にてキャリアをスタートし、人材紹介をはじめとする多様なサービスを通じて企業の人的課題の解決に取り組む。2010年からは人材紹介事業本部にて、外資金融に加え、メーカー、IT・Web業界など幅広い業界において人材紹介事業の拡大に従事してきた。
2017年より、アデコの人材紹介ブランド「Spring Professional(現LHH転職エージェント)」にて、経営層・管理系・金融・監査法人領域に特化したFL&HRGA部の部長として組織を牽引。現在は、営業戦略の立案・実行と人材育成を通じて、持続的な事業成長の実現を目指している。
枝川 拓生
LHH転職エージェント コンサルタント
銀行での法人営業を経て、2017年より金融業界の中途採用支援に携わる。主な担当領域は、PEファンド、投資銀行、FAS、M&Aアドバイザリーファーム/M&A仲介。同領域におけるヘッドクラスとのネットワークを広げており、各社の特徴や採用トレンド、実際の働き方、面接突破の秘訣等、リアルな情報提供を得意とする。

40代の転職が増えている背景

溝邉:こんにちは、LHH転職エージェントの溝邉です。

枝川:同じくLHH転職エージェントの枝川です。今回は、40代で転職を成功させる方が増えてきている今、特に「職務経歴書の書き方」についてお話を伺えればと思います。
数多くの40代転職を成功に導いてきた溝邉さんに、詳しく解説していただきます。よろしくお願いします。

溝邉:よろしくお願いします。

枝川:早速ですが溝邉さん。最近は働き方の多様化が当たり前になってきて、40代で初めて転職をされる方も非常に多いのではないでしょうか?

溝邉:そうですね。ここ数年で、40代で初めて転職する方、あるいは2回目の転職に挑戦する方が非常に増えています。以前は「転職は35歳まで」とよく言われていましたが、それはもう10年以上前の話です。特に弊社では40代が最も多い年代層になっていると言っても過言ではありません。

溝邉:そのなかで特に増えているご相談が「職務経歴書をどう書けばいいか」というものです。人生の中で職務経歴書を書き直す機会はそう多くありません。特に20代で一度転職してから10年以上経ち、2回目の転職を迎える方にとっては、「どの部分をアピールすれば良いのか」と悩まれることが多いんです。アドバイスを受けずに自己流で書いてしまうと、意外とつまずいてしまうケースも少なくありません。

枝川:では、40代の方の職務経歴書では、どんな点がポイントになるのでしょうか?

溝邉:実は40代に求められる職務経歴書には特徴があります。それを理解しないまま20代・30代と同じように作成してしまうと、応募企業に送った際に書類選考がなかなか通過しない、というケースが多いんです。

枝川:つまり、20代や30代と同じような職務経歴書では不十分、ということですね。

溝邉:はい。その通りです。
今回は「40代に求められる職務経歴書の作り方」を詳しくお話できればと思っています。

40代に求められる職務経歴書の作り方

40代に求められる経験とは

枝川:溝邉さん、40代の方に転職活動の中で求められることについて教えていただけますか?

溝邉:はい。まず非常に大事なのは、これまでのキャリアにおける成果や実績を強調することです。具体的には、40代の多くの方はマネジメント職やリーダーシップを発揮してきた経験を持っています。これは単に肩書きだけでなく、プロジェクト経験なども含まれます。そうしたことを一貫してやり抜いてきた経験を、しっかりと職務経歴書に書くことが重要です。
一方で、20代・30代の方は「これからの伸びしろ」を見られますが、40代では「これまでの長期的なキャリア」をどう示すかが非常に大切になります。

枝川:ありがとうございます。私も企業の方とお話をする中で、40代の方になると特にマネジメント経験を重視している印象を受けます。20代・30代とは違った観点で選考されているのだと実感しています。

溝邉:おっしゃる通りですね。40代の転職は「教育して育てる対象」というよりも、企業が今後成長するために大きな課題を即座に解決できるか、またはマネジメント層としてチームや部署を引っ張れるかといった点が求められます。そして企業はまず職務経歴書を通して、その可能性を判断します。ですから、具体的な経験をしっかり記載する必要があるのです。

マネジメント経験は「規模感」を書く

枝川:他に気をつけるべきポイントはありますか?

溝邉:はい。非常によくあるのが「〇〇会社で課長職をしていました」とだけ記載されているケースです。企業が知りたいのは、「何人のメンバーをマネジメントしていたのか」「どのようなレイヤーの人材を率いていたのか」といった規模感です。これは人数が多ければ良い、少ないと悪いという話ではなく、その経験が応募企業にとって親和性があるかどうかを見ているんですね。ですので、そうした情報が書かれていないのは非常にもったいない。選考でしっかりアピールするために、必ず記載した方が良いと思います。

溝邉:例えば「課長時代には10名のメンバーをマネジメント」「部長時代には50名を統括し、そのうち課長職は3名で、それぞれが10名のチームを率いていた」といった書き方ですね。こうすれば採用担当者もイメージしやすいですよね。「何人のメンバーをマネジメントしたか」「何人の課長職を管理したか」といった点は必ず書くべきです。

枝川:企業側からすると「入社後にどの規模のチームを任せられるのか」は非常に気になるポイントですからね。

溝邉:はい。しかも課長や部長といった役職は、企業によって定義や規模感が異なります。そのため、応募先企業にフィットするかどうかを判断してもらう上でも、規模感の記載は非常に重要なんです。

実績と将来性のアピール

枝川:マネジメント以外の観点では、何かありますか?

溝邉:はい。当然ながら、これまでの実績も問われるケースが多いです。
例えば私は経営に近いポジション、経営企画や事業企画といった職種の求人を企業様からお預かりすることが多いのですが、その場合には、「新規事業をどのように立ち上げたのか」「どのような体制でリーダーシップを発揮したのか」「どんな成果につながったのか」といった点を職務経歴書にしっかり明記する必要があります。

成果についても「売上〇〇億円達成」といった具体的な数値や、それが会社に与えたインパクトまで記載できると、より効果的です。

溝邉:枝川さんはM&Aの領域のご担当もされていますが、そのあたりでも同様でしょうか?

枝川:そうですね。私の領域でも「再現性のある実績」を残している方が高く評価される傾向があります。瞬間的に大きな成果を上げた人よりも、継続的に成果を出し続けている方のほうが企業からの信頼も厚いですね。
それからもう一点、40代の中途採用では即戦力性が重視されます。そのため「実際に入社したら、どんなビジネスアイデアを出せるのか」といった将来性や構想力も評価ポイントになります。

溝邉:なるほど。最近、私の担当企業でも、一次面接を通過した段階で「入社後にどのような新規事業を立ち上げられるかプレゼンしてください」と社長から求められるケースがありました。ですので、職務経歴書の段階から過去の実績をしっかり整理しておくことが、後々の面接にも役立ちそうですね。

枝川:おっしゃる通りです。そのあたりは転職エージェントとして、どう企業にアピールするかも含め、しっかり対策を立てる必要があります。ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

人柄・学習意欲も大切

枝川:他に、職務経歴書で気を付けるべきポイントはありますか?

溝邉:はい。もう一点重要なのは、自己啓発や学習意欲が見える記載を盛り込むことです。例えば、「英会話に取り組んでいます」「資格取得のために勉強しています」といった内容ですね。

理由は、40代になると役職者として採用されるケースが多いためです。そうなるとスキルや実績だけでなく、人間性も大きく評価されます。

面接官としても「この人はこういう努力をしているんだ」と感じられるエピソードがあると、人柄を引き出す質問がしやすくなります。つまり、ヒューマンスキルが求められる40代の転職では、こうした記載が非常に有効になるのです。

LHH転職エージェントで40代の転職を成功に導く

枝川:ありがとうございます。今回のお話は大きく3点に整理できるかと思います。

  1. マネジメント経験
    役職名だけでなく、具体的に「何人をマネジメントしていたか」「どのような組織だったか」を記載すること。
  2. 再現性のある実績
    継続的な成果や、具体的な数字・会社への影響を含めて書くこと。
  3. 人柄・学習意欲
    自己啓発や学習姿勢を経歴書に盛り込むことで、人物像を伝わりやすくすること。

枝川:とはいえ、職務経歴書をひとりで書き上げるのは難しいですよね。

溝邉:そうですね。ですから、私たちLHH転職エージェントにぜひご相談いただければと思います。ご依頼いただければ、皆さまに合った非公開求人をご紹介することも可能です。

転職にお悩みの方や職務経歴書の書き方に不安がある方は、LHH転職エージェントにご登録ください。専門のコンサルタントが伴走し、40代の転職成功を全力でサポートいたします。

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